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CCM協会 カーテンネットの特長

カーテンネットの写真01

カーテンネットは、落石を受け入れる斜面上に支柱および吊ロープを設置せず、落石の少ない安定した両サイドに堅牢な独特の支柱を設置して吊ロープおよび控ロープで保持し、落石が支柱や吊ロープに直接衝突せず、弾性体であるカーテン部のみで落石エネルギーを吸収する高エネルギー吸収落石防護工法です。

カーテンネットの写真02

強靱であり、落石エネルギーの吸収能力が優れています。

従来のポケット式ロックネット用ワイヤロープと比較して、強度が高く柔軟なワイヤロープをカーテン部の最上段横ロープや支柱吊ロープとして使用しています。また、縦・横ロープ(主ロープ及び補強ロープ)は1.0m間隔で密に配置しているため、径の大きい落石は、金網だけでなく、ロープと金網が一体となって受け止めます。

カーテン部の死荷重が増していることから、衝突前後のエネルギー差が大きくなるので落石エネルギーの吸収能力も格段に優れたものとなっています。

支柱間隔を大きくとることができます。

従来のポケット式ロックネットと異なり、支柱間隔を大きくとれる構造としていますので、支柱を落石の危険のある斜面や沢部および不安定な崖すい域を避け、安定した箇所に設置することができます。このため落石の支柱や吊ロープへの直撃を避けることができます。また、起伏の著しい斜面においては、その起伏を利用し、アンカーを安定した岩盤に直接設置して、最上段横ロープを張設してカーテンネットを設置することができます。

高所で発生した落石を確実に受止めます。

カーテン部を支える支柱高さを2.5m~8.0mと高くし上部をポケット状に大きく開口させているため高所で発生し跳躍しながら落下してくる落石も確実に受け入れることができます。

損傷を受け難く、維持管理が容易です。

落石を受け止めるカーテン部はワイヤロープや金網等強度が高く柔軟な部材で構成されているため損傷を受け難く、また、ポケット式ロックネットと比較して落石の法尻への誘導性も優れているため溜まった落石を容易に除去できます。

優れた耐久性

構成部材の表面処理は、亜鉛めっきを施しているので耐久性に優れています。より耐久性に優れた亜鉛・10%アルミ合金めっき仕様や、着色による景観性と二重防食によるさらなる耐久性を兼ね備えた変性飽和ポリエステル樹脂塗装品のタフコーティッド仕様もあります。

国土交通省:新技術情報提供システム(NETIS)

http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/UserInfo.asp

過去登録番号:SK-980029-VE 技術名称:カーテンネット

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